[東京] 丸の内15丁目PROJECT.ベンチアート『リーチ マイケル』

丸の内15丁目PROJECT.ベンチアート『リーチ マイケル』 BLOG

 丸の内ストリートギャラリーのアート作品を追っている中、『リーチ マイケル』に出会った。これも丸の内ストリートギャラリーの作品なのかと思っていると、作品のネームプレートには「丸の内15丁目PROJECT.」とあるから違うようだ。
 そのため、このブログにおいても丸の内ストリートギャラリーシリーズとは別に取り上げることにした。

 ラグビーというと、私にとっては山下真司の『スクールウォーズ』とボーダーのラガーシャツが思い浮かぶくらいで、ルールも楽しみ方も全く分からないスポーツ…いや、思い出すものは他にも少しある。新宿駅にいる、赤と白の可愛い獅子の親子『レン&ジー』(ラグビーワールドカップ2019TM日本大会公式 マスコット)や、越智俊介さんがデザインしたラグビー自販機だ。

参考
レンジー: 日本ラグビー協会公式マスコット決定のお知らせ – RWC2019で活躍したレンジーが就任 -|日本ラグビーフットボール協会 (rugby-japan.jp)
ラグビー自販機 https://www.suntory.co.jp/softdrink/rugbyjihanki/

 
 レンジーやラグビー自販機を見る度に「世の中ではラグビー熱が上がってるのか〜」と気になりつつも、自分には縁のない格闘技的スポーツだと通り過ぎていた。

 が、『リーチ マイケル』の象はラグビーへの興味いかんに関わらず、誰もが振り返ってしまう迫力と疾走感がある。本当に走っているようにしか見えないのだ。

 今回、ブログに取り上げるのにあたり、リーチ マイケルについてネットで調べてみた。ラグビーに関心がないからって「リーチ マイケル知らなくてよかったの?」と反省したくらいのスーパースターではないか…

 「丸の内15丁目プロジェクト.」は簡単にいうと、丸の内15丁目という「架空」の街でラグビーの魅力に触れ、ラグビーを好きな人もまだそうでない人も、皆で1つになって楽しもうというプロジェクトのようだ。誰でも住民登録すれば利用できるよう。

 2022年12月にはこのプロジェクトにより「リーチ マイケル コーヒースタンド」が丸の内に出店されている(喫緊カーによる出店。現在、終了)。

 ふーん、こんなプロジェクトをやっていたのだなあ。テレビも観ない、ネットは自分の好きなチャンネルしか観ない私は、世間で盛り上がっていることに疎くなりがちなのだ。

 参照元: ラグビーの新しい魅力に出会えるコミュニティ|丸の内15丁目PROJECT. (marunouchi15.com)

 


 このブログはパブリックアートをめぐる個人的なアート行脚だが、これまでコンスタントに更新できていなかった。でも、これからはもっと頻繁に更新していきたいと思っている。
 1日1記事アップするのは現実的に難しいが、「1日1アート」について調べることを自分に課してみた。調べるといっても、ネットで調べられる範囲でよしとして、気楽に続けること。

 ネットはスマホの普及のおかげで身近になりすぎ、気をつけないと、ネット上に流れる悲惨な事故・事件のニュースや芸能ゴシップ、中身の薄い面白動画等に時間と魂を奪われてしまう。そんなものに時間を費やすより、アート作品について調べ、世界の豊かさ、人間の可能性にもっと触れていきたいと思う。
 
 こう書くと立派に聞こえるかもしれないが、私にアート作品に対する高尚な探求心があるかというと、必ずしもそうとは言えない。調べるきっかけは「なんか、変なアート」「誰なの、この像の人?」「いつも見かけるな、でも何のモニュメント?」とそんな疑問だったりする。
 しかし、そうやって調べてみると、「こんな意味、背景があったのか」「こんなすごい作家がいるのか」「こんな偉大な人がいたのか」と感動や生きる糧となるような発見があることも多い。

 なぜだか知らないが、パブリックアートが好き!写真を撮っちゃうのである。
 1日1ついいニュースを探してみようと思っていたこともあるけど、こんな私には1日1アートが私にぴったりみたい。

 ベンチアート『リーチ マイケル』のおかげで、ラグビーは面白いのかも知れん…と気づいたであった。

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