[六本木] 壁画『PRIMAL BEAT』

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　6月某日、日差しが強く、早くも夏の訪れを感じる日。地下鉄大江戸線 六本木駅で下りて六本木ヒルズへ向かう。

　六本木ヒルズ方面改札には壁画『PRIMAL BEAT』(2000年　徳永雅之作)があり、ちょうどよい待ち合わせのスポットになっているようだった。

　時の流れのような白い五線譜、金管楽器や四肢を伸びやかに広げる人の姿。
　薄暗い構内で黒く光る壁画の上には、子どもの落書きのような、自由で躍動感のあるゴールドの線が原始的な音楽のリズムを刻んでいた。