7月某日、久しぶりに表参道に行った。
コロナ禍以前はお気に入りのカフェがあり、よく出かけたものだった。青山ファーマーズマーケットがある日は、野菜やお茶を買って帰るのも楽しみだった。
残念ながら、お気に入りのカフェは閉店しており、銀座ルノワールに変わっていた。
とはいえ、ルノワールはルノワールで居心地がよく、席待ちの人もいたので繁盛してるようだった。コーヒーもケーキも価格高めだが、最高に美味しく、何より店員さんの気遣いにホスピタリティが感じられるのが嬉しかった。
ルノワールを出て、寄り道をせず帰ろうとしていたところ、駅に向かう途中でステキなバンドの生演奏に出会った。これがこの日1番の収穫だ。
出演はCitron Vertさん。シトロン・ヴェールとはフランス語で果実のライムを意味する。
その名前にふさわしく爽やかで、ダイナミックさを感じる演奏をぜひお聴きあれ。
演奏を聴く人たちの間から撮影したのでパーフェクトな動画ではないが、演奏の素晴らしさとバンドの魅力が幾らかでも伝われば嬉しい。
▼下の動画は最終曲「ミックス」を丸ごと収録。(3分半程度)
新宿の駅前等で、若い人たちの元気だったりシュールだったりするストリートライブに出会うのも嬉しいものだが、ヴァイオリンの演奏や女神のように高貴な歌声が聴けるのは表参道らしいなと思う。表参道はハイセンスなものに出会え、感性が刺激される街だ。
最近、音楽はAmazonミュージックかYouYouTube動画ばかりになっていることに気づき、やっぱりたまには生で聴きにいかなきゃと思う。もちろんスマホやパソコンで世界中の名曲、名演奏が簡単に聴けることは素晴らしく、感謝しているが、生の演奏では音楽とパフォーマーのエネルギーを直に浴びることができ、魂に深く響きわたる。
今日はお出かけしてよかったな、と思って帰路に着いた。コロナは昔の話よね、ステイホームやめて街に出よう。
Citron Vertさん、ステキな演奏をありがとう!